too … to ~ 構文 の解釈の仕方は予想以上に難しい 【英文法】


too … to 不定詞は高校1年生で勉強する基本中の基本ですが、解釈は2通りあり奥が深いようです。

too … to ~を見たらほぼ反射的に「~するには…すぎる」あるいは「…すぎて~できない」と訳が浮かぶと思います。

その通りです。

しかし、「…すぎる」と「~できない」には大きな差があると思いませんか?

This box is too heavy for her to carry (it).
この箱は重すぎて彼女には運べない。

これは大丈夫だと思います。

では次の例はどうでしょう。

This book is too boring to read.
この本を読むのはつまらなすぎる。

「つまらなすぎて読めない」と解釈でそうです。

ここで、なぜつまらなすぎると読めないのでしょうか? どんなにつまらない本でも無理やり読むことはできますよね。

too は程度を表す副詞で「〜すぎる」と限度を超えていることを表します。

上の例ですと、

This book is too boring.
この本は退屈すぎる。

となります。

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